人の弱さとはなにか

投稿者: | 2018年7月16日

いつもごらんいただきましてありがとうございます。

人の弱さというのはどこからくるかわかりますか?それは、求めるこころ、欲からです。

お金がほしいとおもうと投資や宝くじに走ります。そして、お金がなくなると不安になります。
誰かに恋をして、その人が欲しいと思えば、嫌われたくないとおもい、合わせてしまい、一言一言で一喜一憂します。
会社で、失敗したくない、きらわれたくないと願うと、求めると、その分つらくなります。
求めるということは。これすなわち弱さにつながります。
人にもとめればそうなります。人に振り回されます。

お金をもとめるとお金に振り回されます。

愛欲所有欲、さまざま欲求はありますが、その欲をもつことによって、苦しんでしまうのを天は悪欲と定義しています。
もとめなかったら楽になるのに、わからずにもとめてしまうからどんどんつらくなるのが悪欲です。
そうなるとどんどんつらくなっていきます。なんでわかってくれないの、こうしたいのに、こうなったらみんな平和なのに、とあたかも平和主義者のように、みながよくなるようにと願っていても、その奥にあるのが自分がこうありたいと相手に求めている行為です。
自分のなかで「自分はこうしていきたい」と思うのはよいでしょうが、他人に「こうであってほしい」と思うのは、たとえそれが子供であっても本来NGです。
相手も、子供も自分の所有物ではありません。
相手にもとめることで、相手に支配されたり、管理されたりします。相手に何かを求めることは、相手からもなにか請求されます。
合わせてもらおう、きらわないでほしい、そう思うのでなく、
相手には求めないことです。

「嫌わないでほしい」とおもうと、「嫌われたくないなら~~しろよ」という相手の欲求もまたはいってきて、苦しみます。
なにもかも自分が発信し、相手から帰ってくるだけ。それだけです。
自分が「人に」もとめているからこそ、振り回される。
お金をもとめるからお金に振り回される。

人にもとめればそれ弱さになります。

自分自身こうなっていきたいとおもえば、自分自身で臨み、鍛えていくもの、身に着けていくものであり、

人に何かをもとめれば、それが弱さとなること、求め続ければその弱さ故に、また苦しむこと。それを理解していき、与えられるようになっていければよいのだと思います。

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