たからものを胸に抱きましょう。

投稿者: | 2018年2月19日

いつもごらんいただきましてありがとうございます。

おこころにうつろが多い方。なかなか因縁きってもうまるまでたどりつかないかた。寂しくて寂しくてなにか求めてしまうのに、手に入らなくて寂しさがつのるかた。

そういう方は一つ宝物をもってください。自分の中でかけがえのないもの、金銭にかえられないもの、胸に抱くだけで満たされるもの。

そういう宝物をみつけてください。人でなくてもかまいません。お子様が宝、それはそうですがお子様はいずれ離れていきます。愛する人も、先に旅立たれては依存しているとつらいだけです。

そうでなく、これこそはという宝物をみつけてください。

たとえば、わたくしならおむかえした全国の神様のおふだ、数十、ともすると百体になりますがこれらが宝物です。それをいただくに旅をしたこと、その神様にきっていただいた因縁、途中でのトラブルや、そこでおこったこと、それをひっくるめても大事なたからものです。

つらいことがあっても、それをみて、それにまつわったことを思い出して、さあがんばろう、という気持ちになります。

宝石でもよいです。自分がどうしても心惹かれて、すこし高くても手に入れて、大事に大事に身に着けるもの。人からいただいたものでもいいです。

そういうたからものを胸に抱いてください。なければ、出会えるように。会えるように願ってください。

精神的な、目に見えないものに頼ると、それがわからなくなったとき、みえなくなったとき人は一気に不安になります。目に見えないもの、信仰心をずっと持ち続けるのは実はとてもつらいこと。だからこそ悟るのはむずかしいのです。

ですが、目に見えるものであれば話もちがいます。お心のよりどころにするのは見えるものの方がよい。そうでないとみえないものだけにすがるのはつらいでしょう?いくら守護神様がそばにいるといっても、声もとれない、そこにいないというものを信じるよりも、

大事な何かを胸に抱いたほうがよいときも時にはあるのです。

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