エネルギーの世界はシビア

投稿者: | 2017年10月28日

いつもごらんいただきましてありがとうございます。

クライアント様から対価を頂戴して、その対価につりあう施術をいたしております。1の対価には1の施術を、2の対価には2の施術を。これが大前提です。徳つむために、あるいはエネルギー体のほうから対価をとらなくていい、ということはたまにありますが(無償アチューメントなどはこれですね)、基本は施術の効果をだすためにも、天からうかがった対価を祓っていただくことになります。

さて、ここで一つ先日の大失敗(?)を。

いま連続して対応しているもので大量に徳が必要であり、最近積んだ徳はそちらに流している案件があるのですが、それをすっかり失念しており、そろそろ恩を受けた方にお返ししようと恩返しの施術を自分にしたのですね。そうしましたところ、わたくしが祓うべき対価である徳が0。なのに施術が発動した。と、なるとどうなるか。当然それは徳の借金、前借になります。この場合「恩返しとして、他人の負のエネルギーを一気に受け取る」形となり、一気にいろんなものに入り込まれました。毎回恒例一家総爆撃です。それが金曜の夜で、本日土曜、朝からせっせと神社参りです。管理されてない神社にいき、掃除をして、お祀りすることをはじめ、前借りしたもの返すためにお酒奉納一升瓶2本おろして、3社まわって対価払って、そこでやっととんとんです。

うっかりやってしまった…では済まされないのですが、エネルギーの世界は0か1かのところがあり、施術に対価ともなわなくば、発動しなければそれでよいですが、ともするとちがうところで「もっていかれる」ということもご留意ください。アチューメントエネルギーもそうですね、簡単に伝授され、簡単につかえるようになっていますので、それはそれでとても便利で素晴らしいことです。

ですが、己のため、己の家族など血族にする場合、きちんと捧げる対価については一度考えてみてください。その神様のエネルギーを下ろして、使うだけの捧げる何かが己にあるか、ということです。他人の依頼や、他人のためにというならばそれはよいでしょう。対価いただいて施術するならそれもまた等価です。

ですが、そうでないもの、自分のためにいくらお金のエネルギーを流そう!と思っても、その対価がともなっていなければ発動しません。もし、少しなにか増幅するためのアイテムをお持ちで(魔術でいうとワンド、仏教でいうと独鈷など、なんでもよいですが)、うっかりそれが発動した場合、自分の身をこがす場合もあるのです。

おまじないをした、願いがかなった。だけれども他のところ、しごとや家族がパッとしない。そういうときはかわりに何かをささげています。お祓いできる能力をお持ちの方で、つぶれる術者もたくさんみてきました。その方もみな、徳を積むことをお忘れになっていた。

神社にいって祓い清めを願うのは、清めてもらうだけでなく、自分自身の徳つみです。もし、エネルギーの世界に足を踏み入れて、やっていこうというお心あっていかれる方は、このあたりきちんと押さえていただきたいなと思います。

基本的に人と対峙すれば、負も正も受けます。エネルギーあつかっているならなおさら。

それを清め、さらに、自分自身がよりよくなっていきたい、自分自身にもその力使いたいというならが、徳をきちんとつむこと、ためることです。この失敗を書いたのは自分への戒めです。

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