神棚にお供えをするときは日のでている内に

投稿者: | 2017年10月22日

いつもごらんいただきましてありがとうございます。

先日おいしいお酒を頂戴しましたので、神棚にささげようとしたときに「夜にささげてはならない。日のでているうちになさい」と注意されました。なるほど、そういうものなのですねとお酒をひっこめて、ついでに朝にささげたお水やお米などをおさげいたしました。

また、これはおとといのことです。いまいただいている案件で、朝から数社神社を回ってご神徳をいただかなくてはならないことがありました。雨のなか、車やロープウェイなど使って、少々ハードにまわりましたが、「はようはよう。はよういくのだ」とせかされ、次の神社、次の神社とまわっていたのですが、「夜になる。はようせい」と言われはっと上にかいていたことに気が付きました。その神社はかわのほとりに奥宮があり、賽銭箱などは設置されておりません。対価として米塩ひえ、あわ、一升瓶をもっていけとのことでしたので、それらをもってお参りすべく車を走らせていたのですが、夜になってささげるのはそれが神棚であっても、神社であってもNGなのでした。今日中にというお話しでしたので、日の入りになんとか間に合わせて対価ささげ、終わったときには当たりは真っ暗です。それでもなんとかこなせたなあと安心いたしました。

お賽銭にかぎってはその限りではありませんが、おこめやお酒、そういう供物をささげるのは日のでているときになさってください。夜にはせっかくその供物をささげても、神様にはとどきません。夜は死者の時間です。ご供物はそこにきた、餓鬼たちの供養にも捧げられます。きちんと神様にお願いするにあたりご供物ささげたいのであれば日の出ている間になさってください。

施餓鬼供養などのために供物を神さなにささげるならばその限りではありません。

施餓鬼供養もこれまたよいことです。むくわれない餓鬼たちに、食べ物あたえて慰めたり、なくなった方が上にいけるよう供物ささげるのはよいことです。わたくしも、地蔵菩薩様にお願いしたときには(たまにわすれますが)、お菓子などを神棚にささげるときもございます。

つかいわけ、というのが大事なのです。

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