せっかくのお盆なので先祖供養系のお話しようとおもいましたが、最近呪詛がらみの話が多いので、違う切り口から…。
このお仕事をやっていると年に一度くらい、「どうしても呪いたい人がいる。やってくれないか」という依頼がきます。
先にもうしあげると私は呪詛はできません。これは倫理的な話ではなくて、呪詛に必要なものが「ない」のです。
さてなんでしょう。道具か？それとも贄か、特殊な能力か。ーーー答えは殺意です。
過去にわたって、だれでもいいからこの世のすべてを犠牲にしてでもいいから、他者を殺したい、できるだけ残虐な方法で、何を引き換えにしてもいい、自分の肉もなにも腐ってもいいからあいつだけには一撃くらわして殺してやりたいというほどの強い殺意を瞬発的に、意図的に出せるかどうかです。
呪詛のやり方は各国どこでもお作法はあるでしょうが、根本は同じです。いわゆる神仏を自分でねりあるようなもの、そこに必要なのがまあいくつかの道具（なくてもいいですがブースト用に）と殺意です。
そういう衝動とか、憎むとか、苦しいとか殺したいとか、そういうものを「はずす」作業をしているもので、衝動がないのです。
逆にいうと「もしあなたが人に対してそういうことをしたくて、呪詛してくれる人を探すならば、どういうポイントでさがせばいいか」というと↑のアドバイスになります。殺意マシマシな呪詛やさん（どこぞのラーメンやさんみたいですね）をさがしてください。依頼をかけるまえに、「あなた個人で人に対してそうしたいとおもったことはありますか。どういうときですか」とでもきけばいいです。「仕事でやっているのでそういうことはありません」とか「必要ありますか」と返すようなひとよりも、殺意のちらりとみえるほうがいいです。
いうても、それほどつよい呪詛やさんは私がいままで出会った中でも３人くらいしかありません。生まれ持って呪詛するために人と異なった育て方をされた人と、とんでもない憎しみの中で開花した人です（先に申し上げますが紹介はいたしませんよ。御隠退されています）。
苦しい、辛いと人を憎しみたい、相手がいなくなれば満足できるという衝動につきうごかされ、のろいやさんを探している方は上記参考にしてみてください。その衝動でくるしんで、ほんとうはあきらめられれば、楽になれるけどそうはいかない、自分のなにかが許せない、というときには、「はずす」ほうでこちらにご依頼いただければなあと思います。
