征服について

書くのに少し躊躇しましたが、いま世間的に浮上してくるテーマは征服です。力や圧力で支配することですが、征服すると、なにかに征服させられるということを念頭においておかなければ、あとから痛い目に合います。

霊を主たる相手にする霊能者で、修行によって力を得た方によくある、「霊をむりやり対象からひきはがすこと」これは除霊してほしい人からするとありがたいお話しではありでしょうが、無理やり引きはがしたほうは罪ひっかぶることになります。無理やり引きはがして、遠くに飛ばすとかやられたらもうそれは「霊に対しての征服」です。押しなべて、そういう除霊の仕方をしている方は、「何かに征服される」返しを食らいます。病などに征服されたり、あるいは男性、女性、なにかに征服されてしまうのです。

むりやりはがす、でなく、憑いている本人の中にあるもので、霊と共鳴するものをとことんはずしていくこと、同時に霊の妄執を祓い、軽くしていくこと、そういう対処であれば罪になりませんし、もし霊が妖怪にまた「落ちて」いたならば倒すのもやむなしですが、そこをみきわめなければなりません。どうしても必要でひきはがすときにはひとつ抜け道がありますが、「霊を元ある場所にもどす」存在に交渉して、霊自身に「征服される命」を無理やりつけて、「征服されるのがその霊にとって当然のこと」としてはがさなければ、結局本人がなにかに征服されて、ともすると最悪の状態になってしまいます。

とはいえど、ちょっと家にいる霊を「どいてもらう」くらいのでしたら別に問題ありませんし、換気よくして気の通りよくして、霊のとどまりにくい家を作ったり、調子悪いなあというときについてくるような日和見霊であれば、「ひきはがす」には値しません。どいてもらう、くらいのものに罪などありません。「ここはうちの家だから、ちょっとどいてー」くらいのものですからね。

そうではなく、因縁ある霊や、がっつり憑依している、本人に問題あるからこそしがみついているものを「ひきはがす」のが問題なんです。

征服されたほうは、本当は服従したいとは微塵もおもっていなくても、制圧され、蹂躙され、本当はいやだけれども生きるため、生活するためにしぶしぶ従うことになります。そのうち、征服された相手に妄執します。

なにかあったときに、自分に力があれば、あるいは地位があればあんな奴、とか上に行ってこの会社変えてやろうとかそういう想いが走るときには、一度立ち止まって、征服するような気持ちが自分にないか、考えてみるのもよいでしょう。

また、誰かに征服させられているとしたら、まわりまわってそうなってしまったのか、そういう因果があるのかとたちどまってください。

いまこのテーマが大きく浮上してきます。

だれかの意思や心をむしして、ねじふせていませんか。

あなたは自分の心が望まないのにだれかを自分の上にのせていませんか。

どちらにしても重い運命あったらまず「恵まれないものに流すこと」これを平行しつつ、内観してみてください。

コメントする